松戸乳腺クリニック

当院は乳腺専門のクリニックです 
通常の診療のほか、松戸市の乳がん検診、健診での精密検査、授乳中に多い乳腺炎などの診察も行っております。
予約は必要ありませんので受付時間内にお越しください。

スタッフは院長以外は女性のみで、検査や診察室は男性の立ち合いをお断りしております。
女性だけの環境で安心して検査をお受けください。
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腋窩(わきの下)

腋窩に違和感やしこりなどを感じることがあります

可能性は低いが心配なものとして

1 乳がんの腋窩リンパ節転移

2 悪性リンパ腫などのリンパ系の病気

比較的よく見られるものとしては

3 正常なリンパ節

4 副乳

5 皮膚のできもの

6 特に異常なし       などがあります

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1 

乳房の中に乳がんがあり、そのがんが広がり、

脇のリンパ節に転移し、腫れている状態です

リンパ節の形状から正常なリンパ節か、がんの転移か区別がつくことも多いです

乳房内のがんをきちんと見つけることが重要です

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腋窩のリンパ節が腫大している状態ですが、乳がんの転移とは少し異なる形状を示します

また全身のリンパ節が腫れていることがあり、首や鼠経(太ももの付け根)のリンパ節を触れたり、

発熱や倦怠感があることもあります

 

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ワクチンの接種や外傷(動物による咬傷)により、正常な反応としてリンパ節が腫れている状態です

胸部に入れたタトゥーや乳腺炎が原因のこともあります

また特に思い当たる原因がないことも多いです

形状で明らかなに正常の時はそのままでよいのですが、

癌など悪性の可能性が否定できないときは細胞の検査など行い診断します

 

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乳房の中にある乳腺の小さなものが腋窩にある場合です

授乳中に腫れてきてわかることも多いです

副乳自体は治療の必要はありませんが、副乳の中にも乳がんができることがあるので、

過去に副乳と言われた方はしこりのようなものができてないか注意が必要です

 

 

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皮膚のできもの、粉瘤などがわきの下にできた場合です

超音波検査で皮膚のできものか、皮下にあるリンパ節か区別できます

小さなものは治療の必要性はありませんが、感染すると腫れて痛みが出るので治療が必要です

2024.11.21 Thursday